ユニークな写真

ケーキカット

結婚写真といえばどういうものを想像するであろうか。ある程度の年齢層であれば、結婚式のウェディングドレスを着て、ウェディングケーキを切っている時の写真などを想像されるだろう。顔を変えれば使い回しができそうなものばかりである。しかし、さらに一定の年齢層をあげると結婚写真が変わる。それは結婚式のスタイルの変化である。昔は教会などではなく寺院などで行われていた。そのため、写真を撮るタイミングが非常に難しかったり、マナーとしてシャッターを切る場面が少なかったりする。そのため、結婚写真は寺院の前に家族が整列したものになったり、わざわざ2人で整列したものになったりした。つまり、結婚写真の歴史や変遷は結婚式のスタイルそのものを象徴しているのである。

結婚写真が結婚式の変化そのものを表すのであれば、結婚式のトレンドを見ていこう。今の結婚式はそれぞれの細かなニーズに応えている。例えばウェディングケーキをビッグなハンバーガーにしたり、海の上で挙式を行ったりしている。そのため、以前はありきたりのポーズやシチュエーションであった結婚写真が、今ではそれぞれの夫婦ごとにオリジナリティあふれるようになっているのだ。さらに注目すべき現象が起きつつある。これからの時代を象徴する出来事としては、結婚式そのものを行わない新婚カップルが多いことだ。そのため、結婚写真を写真館のような場所であえて撮るケースも見られる。結婚写真イコール結婚式の写真という概念がなくなっている時代でもある。このように寺院での結婚式が当たり前であり、寺院を背景とした結婚写真が常識であった時代から、今は多様化した形へと変化しているのである。